クリスマス特別公演『OTOGIBANASHI』
あらすじ
それは、雪の降るクリスマスの夜でした。
いつもは雪がふらない町ですが、その日は大雪でした。
その日、町の外れの小さな病院で女の子が生まれました。
父親はその子に「雪子」と名付けました。
雪のように白い肌、そしてその日の大雪のように強く育ってほしい、というのが由来でした。
父親は、娘を、深く、深く、愛していました。
公演概要
作・演出:岩切亮
出演:松野浩介(初恋タロー)、阿部公平、岩切亮、久間健裕
会場:池袋 GEKIBA
日程:2016年12月23日(金・祝)〜25日(日)
スタッフ
舞台監督:砂山イサヲ(はたれい研究所)
照明:渡辺アムロ
音響:長谷川直
制作:田村晋平
当日制作:村上幸代、菰田葉月
協力:大空一(空模様企画)、桜かおり、志賀てるみ、志田浩貴、下北沢ろくでもない夜
久間の公演こぼれ話
手前味噌で申し訳ないんですが、運命の歯車が動きだした……という言葉が最も当てはまる番外公演。
これはENBUゼミ時代に岩切が自主公演用に書いた脚本が元になっていて、当時見た時から僕は「これ劇場でやろうよ」と言い続けていました。ただ上演する為には足りないピースが多くて、どうしよう…と思っていたんですが、それがこうすけさんと巡り合った事であれよあれよと。ホント、縁というのは大切ですね。
演劇とコントがないまぜになった感じとか、笑えるけど切ない、でも重たくはない作風とか、ネジマキらしさが一番出てる作品なんじゃないですかね。
僕らがみんなおじさんになった時にもう一度やりたい作品です。
公演写真