第一回本公演『Two Case Show』


あらすじ

ふたりの脚本家による『夏』を彩る物語、二本立て。

 

「真夏のラスト・アバンチュール」 作・演出 久間健裕

真夏の終わりに突然やって来た、終わり。

何も出来ない情けない僕らの、最初で最後のアバンチュール。

流れ星に願うはひとつ。どうかこの瞬間よ、終わらないでいて。

 

「Sunny after rain」 作・演出 岩切亮

とある田舎の看護施設に一人の女性が赴任する。

そこは大人になれない大人達のための施設だった。

人はいつから大人になれるのか。

それぞれの悩みを抱えた人々の、夏の一日の物語。


公演概要

作・演出:岩切亮 / 久間健裕

出演:阿部公平、岩切亮、久間健裕、村上幸代 (以上、劇団ネジマキトカゲ)、下村萌、鈴木遼

会場:アトリエ第七秘密基地

日程:2015年8月14 日(金) 〜16日(日)

スタッフ

舞台監督:砂山イサヲ (はたれい研究所)

音響・照明:荒木未來

宣伝美術:村上幸代

制作:田村晋平 (劇団ネジマキトカゲ)



久間のこぼれ話

記念すべきネジマキトカゲ旗揚げ公演です。

元々はふたつの劇団が合併して出来たネジマキトカゲ。なので作家がふたりいます。ならば、違う作家が同じテーマで脚本を書くとこうも違ったものになるぞ、というのを見せたくて、この公演形式になりました。

久間作「真夏のラスト・アバンチュール」は、流星群が降る夜を舞台に巻き起こる、甘酸っぱくほろ苦いふたつのラブロマンス。岩切作「Sunny after rain」は、大人になりきれない大人達の葛藤と成長をコメディタッチで描いたヒューマンドラマ。コント臭の全くしない、今では貴重な作品です。

僕の髪が異常に短いのは、直前までやっていた別現場が坊主の役だったからです。この髪型も多分2度と見れないと思うので余計に貴重です。


公演写真 (1〜5枚目:真夏のラスト・アバンチュール 6〜10枚目:Sunny after rain)

※携帯で撮影した為に粗い仕上がりとなっていますが、雰囲気だけでも感じていただければ幸いです。